何処のメーカー分からないガスブローバック、コルトM1911A1シリーズ70で遊ぶ。
中古屋で見かけたガバメントのガスブローバックで遊ぶ。
1月某日、「今年に入ってからカメラも買っていないし、エアガン買っていないなぁ」という事でカメラ系統のジャンク屋に近いホビー系に強い中古屋にクロスバイクで来ていた。
そんな時、ショーケースの中にあったマルイのM92Fミリタリーと一緒に並んでいた、傷だらけで存在感のあるもののメーカーがわからないシリーズ70のコルトガバメントが気になったのである。
重量感もあり、スライドが動きそうな雰囲気がしたので、「恐らくこれはMGC末期のガスブローバックモデルか、古いWA製品だろうか?」という事で、税込4,240円で購入したはいいものの、どうもマガジンからしてMGCとも違うのである。
自宅に戻り、旧Gun誌の90年代以降のバックナンバーを適当に見ていると、「ガバメントのガスブローバック出していたメーカーに、確かマルゼンがあったよな?」ということを思い出し、「マルゼン ガバメント」で調べてみると正解だったのである。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G25mm F1.7 ASPH.)
購入した翌日、東京に行く用事があったので「ついでにターゲット1の5mレンジで撃とう」と言う事で、あきばお〜でライラクスのHFC152aガスとマルイの0.2gベアリング弾を購入し、さて撃とうと言う事で撃ってみようとしたのであるが……見事にガスが漏れるわ、マガジンはキンキンに冷えるわ、撃てたとしても1発撃った後で動作不良を起こす、という具合に「撃つ」以前の問題になったのである。
「買ったガスで撃てないのならば、ただの文鎮だろうか」と失意のうちに自宅に戻って、部屋にあった切れかかっていたSⅡS製のHFC134aガスを入れてみると「何で今までのガスでは撃てなかったんだ?」と言う位にしっかりと撃てたのである。ガスだけでここまで動作が変わるとは。
(次回から動作安定性の為に、ライラクスのHFC152aガスは買わない事にしよう)
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G25mm F1.7 ASPH.)
このガバメントのスライドをガクッと引いてみる。
このガバメントに使用されている金属部品はトリガーやハンマー、マガジンキャッチなどを含めてかなり多く、重量感があって素晴らしい。
そのおかげで「まるで実銃でも持っているのでは?」という感覚を覚える……と、ここまではいいのであるが、それ以上にリアルカウント戦用ならばともかく、プリンキング用としても12発+1発という装填数は実銃の7発+1発よりも多いとはいえ、悲しいくらい少なく、絶版品ということもあり当然ながら予備マガジンの入手もヤフオク!やメルカリで本体ごと買わない限りは困難である。
こうなるとマルゼンのガバメントとの比較用に、マルイのMEUピストル(当然ながら、少し高くとも権利上の都合で省かれたSFA刻印入り)を秋葉原のレプマートで買ってみたくなるのだ。
謎のガバメント、その後の話
当初はマルゼン製ガバメントと判断していたのであるが、その後色々と調べていたところ、WAのマグナブローバック製品なのではないか?ということで、修理のために渋谷のWA本店に行って調べてもらったところ「WA製品の”精巧なコピー”」という言葉を店員からもらった。
(WA製品とはマガジンの互換性はあるが、それ以外の動作はコピーそのものとの事らしい)
この何処のメーカーか不明のガバメントについては、ますます謎は深まるのであった……が、新品のWA純正マガジンは高いので作動確認も厳しいので、ますます謎が深まるばかりである。