新・テレビの中からこんにちは。Ⅱ

カメラや街歩き、保存車を中心に色々と展開している、同人サークル『ジャンク難あり500円の会』主筆のブログです。

今更ながらPairsを始めてみたら、こうだった。Part1:登録と悪質なサクラと

俺だってパートナーの一人や二人欲しいんである。

あと数日で28歳、と言う状況になってしまった。

いい加減に恋人の一人や二人くらい作っておかないといけない状況下であるが、同世代との出会いなんてものはそもそも存在しないのである。

 

そんな折に、Facebookの情報を利用したマッチングアプリであるPairsの存在を知り、即決で半年分の会費8,800円を支払った上で早速登録した次第である。

 

……とはいえ、今まで異性との出会いなど大学以降からは全く途切れている中で異性のパートナーを獲得しようと思うとなると「相当な努力が必要となる」のであり、その努力に恵まれなかった人間はパートナー以前の問題なのである。

実際にPairsで簡単に作った俺のプロフィールを見てみると、

チバラギと東京の境目在住のアラサーです。
プロフィールを見てくれて、ありがとうございます!
 
ライターの仕事をしています。
 
たまたま、facebookを見ていたらこのPairsを見つけて登録してみました!
 
休日は評論・情報系同人誌を書いたり、ジャンクカメラの整備分解をしたり、よくわからない場所に出掛けるのが好きで、天気のいい日はふらっとクロスバイクハードオフなどに行ってはジャンク品漁りに出かけたりしてます。
 
最近はMacBookPro(MD101J/A)を導入し、Macの操作性に苦戦しているところです。
 
基本的に仲良くなったらLINEよりもSlackで連絡したいです。
 
もし、少しでも気になって頂けたらよろしくお願いします!!

モロに例文を使って書いたテンプレート的な文章から垣間見る「異性寄りの趣向どころか同性にも受けない」部分が垣間見られて俺自身キツくなってくるのであるし、実際にマッチングされる率は本当に低いのである。

そらそうである、そんな「Macを買ったばかりで、カメラのジャンク修理が趣味で、好きが高じた浮草稼業で稼ごうにも稼げない……」と言うメンタル的にも不安定なところが見える人間は異性から選ばれないのも当然である。

 

そんな感じで誰にも選ばれない己自身に絶望していた3日が経った頃、典型的なオタクである俺に対して、頻繁に「足跡」をつけてくるアカウントがあったので軽率に「いいね! 」を押したところ、無事にマッチングした、ところまではいいのであるが、そこから先が罠であった。

何と、マッチングして『こちらでは誰が見ているかわからないから、LINEの連絡先を交換しませんか? 』と言うメッセージがカップ麺ができるよりも早く入ったのである。

「こちらのプロフィールには『LINEよりもSlackで連絡しろボケ(意訳)』と書いたのに、何故にLINEで? 」と思いながらも、LINEのアカウントを教えてくれた、と言うことで仕方なく友達になったところ、何とそのアカウントはLINE@の連絡先を寄こしたのである。

LINE@なんてスーパーマーケットや個人商店じゃあるまいしと言うことで怪しみながら連絡をしたところ、『彼氏が二股していて、束縛が激しいから冷めちゃった』『お家に帰りたくない』と言ってきたであるが、どうも様子がおかしい。

反応を見るために「写真見せて」と発言したところ「一見モデル風の美少女だが、モロに修正が激しくて顔が口裂け女と化している」写真を出してきたので、「これはないな」と思ってLINEをブロック、Pairsの当該アカウントも「業者でした」と言う事で運営に通報してしまった。

 

「こんな魔窟の中で、あと半年の間に無事に一人や二人のパートナーを見つけることができるのだろうか? ヤマトですらイスカンダルに行ってコスモリバースシステムを持って帰るのに1年を要したと言うのに」という事を思いながら、半年後にパートナーができている自信が持てなくなっている。嗚呼、8,800円を出した分のリターンは欲しい。