よくわからないまま終わった2度目のソウル訪問記 Part2
ソウルで色々と見て回りました……
前回までの記事
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
切手博物館を見学した後、地下鉄を乗り継いで光化門駅まで行って景福宮へ。
景福宮の入場券売り場で親類と俺二人分の入場料6,000Wを支払い、14時からの衛兵交代を見ようと準備していたところ周囲の様子がおかしい。
どうやら、通常ならば行われる衛兵交代は行われず、代わりに年に2回しか行われない『チョプチョン』なる李氏朝鮮時代に王様の前で行われていた戦闘訓練を再現したイベントが行われるようであった。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
そして、14時になるとチョプチョンが始まった。
チョプチョンの式典自体は槍や剣、弓矢などの武術のキレが非常に素晴らしかったのであるが、途中で韓国語がわからない親類が「景福宮の日本語ガイドが聞きたい」と言うことで、式典を途中で抜け出して14時半から始まる景福宮の日本語ガイドに参加することに。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
景福宮自体は前回訪問時に一度見ているので目新しいものはなかったのであるが、景福宮の中に韓服を着た10代・20代の女性が非常に多いのが気になった。どうやら、日本語ガイド曰く「韓服を着て、その様子をInstagramにアップする」というのが韓国のトレンドなんだそうで。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
景福宮に隣接して建てられている韓国国立民俗博物館。
入場無料ながら充実した民族展示が興味深く、比較対象として佐倉にある国立歴史民俗博物館も見てみたいところだが……今住んでるとこから佐倉までは遠すぎるのである。嗚呼、合掌。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
1970年代の韓国の街並みを再現した屋外展示。
日本語案内パンフレットには『電車(路面電車)』が置かれているとあったのであるが、どうやらパンフレットの誤記らしいので気をつけたいところである。
なお、Twitterの某氏曰く、往時のソウル市電が置かれているところはまた別にあるようで、次回韓国に行った際には是非とも保存車めぐりに訪れたいところである。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G 20mm F1.7)
その後、親類が「今から旅行代理店の人と一緒に梨泰院にあるエステにタクシーで行くからホテルで待ってて、後で一緒にNソウルタワーに行こう」と言うことでコンビニで買ったイチゴ牛乳片手にホテルで待ちぼうけになっていたが、コレではいかんということでIngressを立ち上げて、短時間で終わるような現地Missionをプレイし、仁寺洞のMissionを短時間で完了させた。
(何だかんだでソウルはENLが強くて嬉しかったが、今回は親類同伴ということもありポータルの水抜きに貢献できなかったのは悲しい)
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G 20mm F1.7)
3日目は地下鉄で明洞から歩いて南大門市場へと。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G 20mm F1.7)
南大門市場のカメラ屋が立ち並ぶカメラ市場。
基本的にキヤノン・ニコン、SONY(α7系カメラ)の新品カメラやレンズが中心で、中古もかなりお高めで驚いたことにプライスタグもないのである。
当然ながらジャンクに強い新宿西口の新宿中古カメラ市場のような店はこの通りには存在しないので、例の如くジャンク品に期待した俺がバカであった。
ある店のショーケースの中にT*コーティングのレンズで知られる京セラのTスコープが置いてあったので、試しに「イゴカメラヌン、オルマイムニッカ? 」と値段を聞いてみると32万W(日本円にして32,000円)という値段を提示されたのである。当然ながら32万Wは予算オーバーである。
(これがCONTAX T2やCONTAX T3でこの値段ならば「カッカジュセヨ」と血眼で叫びながら、まだ考えなくもないのであるが……。)
また、マイクロフォーサーズの中古レンズも殆ど置いていなかったので、最近欲しくなったLumix G14mm F2.5の姿は日本とは異なり中古では存在していなかった。買えていれば『JC』のネタにもなって美味しかったのになぁ。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G 20mm F1.7)
以前訪問時には放火からの再建中だったので、今回初めて崇礼門が復元された姿を見た時には「これは凄い」と思ってしまった……のであるが、月曜日が休館日という事で内部には入れず。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
南大門から歩いてソウル駅まではすぐであった。
旧ソウル駅の赤レンガ駅舎を利用したミュージアムに行こうとしたものの、月曜日で休館日だったので鉄でもするか、という事で自動券売機で入場券を手に入れて撮影することに。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
ソウル駅にて出発を待つ釜山行きのITX-セマウル号。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
終点のソウル駅にに到着したばかりのヌリロ号。
この直後、龍山方面から8200型電気機関車が牽引するムグンファ号がやって来たので、電機好きとしては撮影しようと思ったのであるがそのまま通過してしまったのは悔しい限りである。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
しかし、ソウル駅で何をしようか、いっそ義王にある鉄道博物館でも行くか? と色々と悩んだ末に、地下鉄で三角地のソウル戦争記念館に行くことにしたのであるが、前回見た時には屋内展示を見るのにはかなりの時間を有するので屋外展示のみ見ることに。
激安ツアー利用の限界旅行は時間の制約があるのでその点が辛い。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
近年整備され、『信念의鳥人』のマーキングが何とも素晴らしい限りであるが、全体的に機体に施された銀色の塗装が少し剥がれて来ているのが少しだけ惜しい。
なお、Instagramで「#F51D」のハッシュタグで検索すると、済州航空博物館(?)にも韓国空軍で使われていたF-51Dが綺麗な状態で屋内展示されているらしい。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
韓国空軍でも全天候戦闘機として活躍したF-86Dセイバードッグ。
マイティマウスのランチャーが装備されたまま展示されているが、全体的にお疲れの様子。
F-86Dセイバードッグ、といえば南千住の高専にある科学技術展示館に保存されている機体は何かの機会にまた見に行きたいところであるが……調べたところ、19年3月まで照明工事の為に公開中止になっていたのである。嗚呼、合掌。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
韓国空軍のF-4Dファントム。
航空爆弾のレプリカが両翼に6発搭載されている状態で保存されているが、茨城空港で見た朽ちるに任せるのみで放置されているF-4EJ・RF-4EJに比べると非常に状態がいい。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
B-52爆撃機。
恐らくは現役時には北爆にも使われた機体なんだろうか?
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
Mk.30 5インチ単装砲。
韓国海軍も戦後に元アメリカ海軍のフレッチャー級駆逐艦などの駆逐艦は配備されていたので、そこから外されたものだろうか?
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
2002年に北朝鮮との銃撃戦で沈没したチャムスリ級357号哨戒艇(のレプリカ)。
船体に多数の銃撃を受けて沈んだことがよく分かる。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
S-2トラッカー対潜哨戒機。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
以前は屋内展示場にあったり、別の場所にあった筈のT-34とM4シャーマンとLVT。
それにしても、前回訪問時にあった筈の朝鮮戦争時のトヨタ製軍用トラックなどはどこに消えたのだろうか?
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
M47パットン戦車。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
朝鮮人民軍では未だに戦力として現役なんだろうか?
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
M48A2Cパットン戦車
今でも韓国陸軍の予備戦力としてM48A2C戦車は現役なんだろうか?
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
韓国陸軍の主要戦車であるK-1戦車。
屋外展示というとこともあり、塗装はだいぶお疲れ気味である。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
湾岸戦争でおなじみのスカッドミサイル(左)とナイキミサイル(中央)、ホークミサイル(右)。
東西の主要な大型弾道ミサイルと地対空ミサイルが並んでいる中に、艦艇用のMK.2 40mm 2インチ機関砲がちょこんと置いてある。
(Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH)
戦争博物館の展示品の写真だけで終わりそうなので今回はここまで。
(次回に続く)