新・テレビの中からこんにちは。Ⅱ

カメラや街歩き、保存車を中心に色々と展開している、同人サークル『ジャンク難あり500円の会』主筆のブログです。

SIGMA AF28mm F1.8(初代)をSONY α7Ⅱで使う

90年代のSIGMA単焦点を試してみよう。

リサイクルショップのジャンクコーナーで580円で売っていたSIGMA AF28mm F1.8。

買った当時、α7Ⅱがカメラエラーで故障していたということで使う機会がなかったのであるが……α7Ⅱが修理から上がって随分経ったのに、未だにこのレンズを部屋の中以外で使っていなかったと言うことで、少し使ってみた。

 (Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:SIGMA 30mm F2.8 EX DN)

LA-EA4経由で、SONY α7Ⅱと組み合わせる。

SIGMAによれば、この28mm F1.8は『非球面レンズによる設計自由度の向上と大口径化に対応できるマウントと組み立て工程が完成した』と言うことで開発されたレンズで、90年代から00年代にかけてCAPA別冊で刊行された西平栄生氏の『交換レンズ』シリーズでも非常に高く評価されていたが、果たしてその実力は現代のフルサイズミラーレス機に取り付けても通用するのか。

(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:SIGMA AF28mm F1.8)

F2.8で撮っても、いまいち冴えない描写。

大口径単焦点とは、と想いを馳せたくなってしまう。

(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:SIGMA AF28mm F1.8)

F1.8開放でワンカップ大関の自販機を撮る。

こうして見ると、どこにピントが合っているんだかよくわからない感じである。

(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:SIGMA AF28mm F1.8)

大粒の雨が降りしきる中の神田明神

いくら絞って撮影しても結果を見てしまうと疑問符が浮かぶ。

(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:SIGMA AF28mm F1.8)

F5.6くらいまで絞っても、こんな感じに非常に甘いのである。

デジタルで撮影し、PC画面上で等倍鑑賞して見るレンズではないんだろうか?

個人的なまとめ

発売当時こそ、3万円台で買えた事もありプロなどには絶賛されたこのレンズであるが、いざ現代のフルサイズミラーレスで使ってみると「28mm F1.8の単焦点というコンセプトは良いが、いざ現代の目線で見てみると非常に悲しくなってしまう」という感じだった。

(もしかしたら『JC』か何かの形でまたネタにするかもしれない)