新・テレビの中からこんにちは。Ⅱ

カメラや街歩き、保存車を中心に色々と展開している、同人サークル『ジャンク難あり500円の会』主筆のブログです。

AGM M1カービンを簡易カスタムして命中精度アップを図る

AGM M1カービンをマトモに使えるようにしよう!

2年前にヤフオクの某店B品セールで3,500円くらいで買ったAGM M1カービンがある。

Twitterサバゲクラスタ方面には地味に人気を誇るAGM M1カービンは「(腕さえあればVSR-10並に)よく当たる」「たくさんヒットが取れた」という評判の一品である。

……という割には、俺が待っている個体はインナーバレルの中心が出ていないせいか、箱出しでは5m先のターゲットにうまく当たらないし、当たるとしても目標から外れた場所に当たるという暗澹たる命中精度で「コレではサバゲにはネタ枠以外で持ち込めない」ということで、部屋の飾りとなっていた。

しかしながら、AGM M1カービンの「カスタムしたVSRよりも当たる」という素性を何とか引き出したいが、面倒な機関部はなるべくバラしたくない。

……という事で、近所のダイソーでゴムハンマー等の工具やアルミテープを揃えた上で、色々なサイトやBlogを参考にしながらカスタムすることにした。

参考になったサイト等

バットプレート部分以外の外装のネジというネジを各サイトを参考に順番通りに外し、ストックを貫く細いピンをポンチとゴムハンマーで叩いて取り外し、とにかく「硬い」スナップリングをドライバーでこじって外すと、機関部がストックから綺麗に外れる。

今回は機関部を整備するのではなく、インナーバレルの中心を出すための分解なので、部品を仮組みした後、インナーバレルの先端にアルミテープをぐるぐる巻いて中心を出した。

 (Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:SIGMA 30mm F2.8 EX DN)

AGM M1カービンの機関部。

サイトを参考にリターンスプリングを消音とコッキングの軽量化のために輪ゴムにした。

……が、輪ゴムを「2つ」リターンスプリングにセットしてしまったので一度組んで試射したところ、最初はとても静かな発射音であったが、何度か撃っているうちに閉鎖不良が起きてしまったので、慌てて別のBlogに書かれていた「輪ゴムを元のリターンスプリングの中にセットして消音を図る」方法でコッキング時の「バイーン」音を消すことには一応成功した。

(最も、発射時にスプリング由来の大きな音はすることはするのでうるさいのであるが)

 (Camera:Panasonic DMC-G8 Lens:Olympus Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ)

分解したのとは逆の通りにAGM M1カービンを組み立て、いざ0.2gのBB弾を入れて試射。

5m先に置いた脚立の上にマルイのプロターゲットをセットして、とりあえず5発ほど撃ってみたところ、5発中3発がターゲットペーパーの真ん中に当たるという素晴らしい結果だったので「インナーバレルの中心を取るだけで、ここまで銃の性能が飛躍的に上がるとは」ということを実感した。

さて、次は「命中精度を向上させたAGM M1カービンを簡易スナイパーライフルとして運用できるようにする」ためにも、サードパーティ製のM1カービン対応の20mmレイルと小型軽量な4倍スコープを購入したいところである。とにかくスコープがないことには始まらない。