新・テレビの中からこんにちは。Ⅱ

カメラや街歩き、保存車を中心に色々と展開している、同人サークル『ジャンク難あり500円の会』主筆のブログです。

結局のところ、俺は何の存在にもなれないのか?

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ここ最近、「結局のところ何にもなれないのだろうか」という感覚に襲われてしまうのである。

どこの企業に応募しても届くのは不採用通知の山ばかり、これを人様に相談すると『選んでいるから仕事が見つけられないんだよ、肉体労働をしろ』だの『いつかきっとあなたを求めている仕事はある』だの『仕事は縁でしかない』という当ての外れた意見しか出てこないのである。

現に累計440社もの企業から「お前などという存在は弊社では必要としていない」とばかりに届いた不採用通知は、改めて俺自身が社会不適応の自閉症スペクトラム障害当事者(おまけに酷い吃音もある)であり、社会からは満面の笑みで「例えお前が大学院を出てたとしても、お願いだから発達障害である以上は今すぐ死んで」と言われている事を思い知らされる。

 現在こそ前職(事務パート)の失業保険で何とか喰えているのであるが、それもいつ尽きるかわからない。だからこそ近所のハローワークに通っては求人票を紹介してもらっては履歴書を書き、A4の封筒に入れた応募書類を速達料金を払って出しては、数日後には書類選考で落とされる(Web上での求職ならば、更に早く出して数時間後には不採用通知が届く)、という嫌なループは何ともしがたい。

働きたいのに働けない、という今の状況は非常につらいのであるが、現状はどこの企業にも採用されないというのが何とも悲しくなってくるのである。一体どこに行けば働き甲斐のある仕事を紹介してもらえるのだろうか、という事について考えたくもなる。

それこそ障害者雇用で働くとしても世間一般的にはインフラさえ整えれば働ける、と言う具合にイニシャルコストのかからない身体障害者の方が求められており、障害者雇用で手間がかかるという意味で一番求められていないのは、一人一人に対応を分けなければならず、且つメンタルが安定していない発達障害者、というのはハローワーク経由で求人に応募する際に企業側から遠まわしに『発達障害者お断り』と言われた経験のあるヒトならばわかることだろう。

(就労が難しい発達障害者雇用を喰い物にしたアレなIT企業は数社ほど存在するのはご存知の通り)

なので発達障害を隠してクローズドで応募しても、これまた落とされる。

過去に正社員の経歴がなかった、という一点で世間的には微塵とも雇いたくないし、雇おうともしないのだろうか? という位に落とされるのである。

それこそ『ナニワ金融道』の冒頭で主人公の灰原が前職の資金繰りで借金していたという事から何社もの企業に落とされるシーンがあったが、何らかの信用情報でも企業は閲覧しているのではないか、という位に落とされているので、「もはや採用"以前"の話なんだろうか」と諦観すら感じてしまうのである。

かくして、今日もまた不採用通知と共に「結局のところ、会社員どころか何にもなれないのだろうか」という感覚に陥るのであった。