中華製ラジオ、TECSUN PL-310ETで遠距離受信に挑もう!
TECSUN PL-310で遠距離受信に挑もう!
前回記事
(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Tamron SP28-75mm F2.8Di(A09))
地元AM局から海外日本語放送まで幅広く受信できる小型ラジオであるTECSUN PL-310ETの内蔵バーアンテナ「のみ」で遠距離受信ができるのかどうかを試してみることにした。
今回の受信場所は、千葉と茨城の境目にある場所・・・・・・要するに自宅からの受信である。
(受信日:2018年6月18日、FEBCのみ6月17日)
まず遠距離の国内放送局を聞いてみよう。
毎日放送(1179Hz)
ノイズ混じりながら聞こえると言ったら聞こえる。SINPOコードで言えば22222と言ったところ。
放送内容としては、6月18日に発生した震度6弱の地震についてのニュースが放送されており、私鉄は一部再開されたが、新快速は本日中は動けないと言った内容のことを伝えていた。
東北放送(1260Hz)
少なくとも関西「よりは」隣のはずだが、かなり聞き取りづらい。
SINPOコードで言えば21111と言ったところか。放送内容はワイド番組であった。
東海ラジオ放送(1322Hz)
ノイズ混じりであるが聞こえる。SINPOコードで言えば32222と言ったところで、毎日放送に比べれば少しだけ聞き取りやすい。放送内容は女子陸上選手へのインタビューだった。
ついでに、海外日本語放送も聞いてみよう。
中国国際放送(7325KHz)
クリアに聞こえる。SINPOコードで言えば43333と言ったところか?
放送内容は中国国内のニュースを伝えていた。
チョソンの声放送(9650KHz)
以前は7580KHzの周波数でも聞こえていたはずだが、今は9650KHzの周波数でのみ聞こえる。
SINPOコードで言えば33333と言ったところだろうか。
放送内容は南北首脳会談からの南北の労働者が永続平和を実願させるだろう、民族の新時代を迎えるだろうというプロパガンダであった。歌は『人民の喜び』という朝鮮歌謡が流れていた。
韓国国際放送(9805KHz)
SINPOコードで言えば43333、但しノイズが乗る感じがする。
放送内容は韓国人男性が日本人女性と付き合ってガッカリした理由が同棲云々、男性の一人暮らしが少ない云々についての内容であった。
FEBC(1566Hz) ※キリスト教放送
ノイズが少し混ざるが、きちんと内容がちゃんと聞こえる。SINPOコードで言えば33333と言ったところ。放送内容はキリスト教の牧師が聖書の内容を説いていたものだった。
まとめ
少なくとも、TECSUN PL-310ETの内蔵バーアンテナでは関東のキー局や海外の日本語短波放送はしっかり聞けるが、関西準キー局や東北の民放AM局までクリアに聞くには少し厳しいことがわかった。
やはり、ここはTECSUNのループアンテナであるAN-200を買うべきなんだろうなぁ・・・。
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