新・テレビの中からこんにちは。Ⅱ

カメラや街歩き、保存車を中心に色々と展開している、同人サークル『ジャンク難あり500円の会』主筆のブログです。

八戸居候記録 Part3 三沢航空科学館に行く

三沢に飛行機を見に行こう。

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 居候開始から数日、八戸市内はもともと縁のある街という事で「だいたい」回ったことがある場所だらけで暇をつぶすにも結構厳しくなってきたし、街中の映画館に行こうにも面白いものはだいたいやっていない。Twitterの一部でものすごい人気を誇る「バーフバリ 王の凱旋」辺りは俺の地元でもやっていないのだから、八戸でも当然ながらやっていない。

そんな折、居候先の叔母さんから「三沢航空科学館辺りに車で行く?」という事を言われたので、「居候先にいるよりは面白い」という事で行ってみることにした。

三沢航空科学館に到着してすぐ、まずは大空のひろばに展示している保存機を見ることに。

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 (Camera:Panasonic DMC-G7 Lens:Lumix G 25mmF1.7)

大空のひろばに第8飛行隊時代のまま保存されている、F-4EJ改(57-8375号機)。

百里基地に最後まで配備されているF-4EJ改もF-35Aの導入でもうじき見られなくなる。

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(Camera:Panasonic DMC-G7 Lens:Olympus Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ)

第3飛行隊からの引退時のまま保存されている支援戦闘機F-1(00-8274号機)。

寒冷地での屋外展示という事もあり、機体の状態は少し荒れ気味である。

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(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Canon EF40mm F2.8STM)

鉛筆のように細い、F-104J(76-8699号機)。

改めて見てみると20mm機関砲の発射口が埋められているのに驚く。

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(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Canon EF40mm F2.8STM)

F-104Jのコクピット部。

F-104Jのコクピットに実際に座れるというので座ってみたのであるが、防寒のためにかなりの厚着をしていたというのもあるがこれが結構狭い。戦闘機パイロットの気持ちが少しわかったような気がする。

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(Camera:Panasonic DMC-G7 Lens:Olympus Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ)

F-16A(78-121号機)。

訓練用の標的機(QF-16C)になる機体もあれば、このように博物館に展示されるF-16Aもあるのか、という事を再認識させられる。F-16も初飛行から数えると既に40年選手に差し掛かっている機体である。

 

このまま屋外の大空のひろばにいても寒いので、三沢航空科学館の館内へと入る。

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(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Canon EF40mm F2.8STM)

太平洋無着陸横断を成し遂げたミス・ビードル号の実物大模型。

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 (Camera:Panasonic DMC-G7 Lens:Olympus Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ)
日本エアコミューターJAC)時代のまま展示されているYS-11(JA8776号機)。

YS-11の機体は、乗ったことがあるB737-800に比べると幾分か狭いように思えた。

 

続いて、特別展示コーナーに入る。

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(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Canon EF40mm F2.8STM)

十和田湖から引き揚げられた、陸軍の一式双発高等練習機(キ五四)。

淡水湖の十和田湖から引き揚げられたという事で塗装も当時のまま残されていおり、「今のところ」完全な形で現存する唯一の一式双発高等練習機。

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 (Camera:Panasonic DMC-G7 Lens:Olympus Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ)

映画の撮影用に作られた零式艦上戦闘機二一型のレプリカ。

館内には小川原湖から引き揚げられた零戦のプロペラ部品なども展示されている。

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(Camera:Panasonic DMC-G7 Lens:Olympus Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ)

艦上偵察機彩雲の尾翼部分。

三沢航空科学館での彩雲の尾翼展示に関しては、3月までの限定展示だそうで。

 

その後、同じ三沢市内の寺山修司記念館へと行った後、小川原湖の道の駅で名物しじみラーメンをご馳走になった後で居候先へと戻ったのであるが…まさかそれから一か月も経たないうちに、小川原湖三沢基地のF-16Cが燃料を満載した増槽を投げ捨てたとは驚いてしまった。