新・テレビの中からこんにちは。Ⅱ

カメラや街歩き、保存車を中心に色々と展開している、同人サークル『ジャンク難あり500円の会』主筆のブログです。

嗚呼、よくわからぬまま終わった沖縄旅行記 Part2

今回も12月の初めにパッケージツアーで行く事となったよくわからない2泊3日の沖縄旅行記でも。

【前回】

junk500lab.hatenablog.com

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(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Minolta AF50mm F2.8 Macro(New))

2日目の朝、朝食の前に親類分も含めて昼食を買いにホテルから少し歩いたところにある泊埠頭にあるローソンまで行き、無難に沖縄名物のポークおにぎりを買ったのであるが、ローソンとはいえ内地と比べると商品バリエーションが異なるのには驚いてしまった。

 

ホテルに戻って朝食を終え、チェックアウトしてバスに乗った後、那覇からはるばる名護市にあるパイナップルパークまで行くことに。

 

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(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Minolta AF24-85mm F3.5-4.5)

テーマソングが流れる中で、自動操縦の自動車に乗って巡ったパイナップルパークは「虚無」そのものであった。園内の不自然なくらいの陽気さの一方で、園内にいる観光客が死んだような目をしているという光景は、今まで訪れた観光地の中でも屈指に思えた。

 

「虚無」そのものであったパイナップルパークで土産を買うことなく、時間も迫っていたのでバスに乗り込んでまたしても長時間バスに揺られることに。

 

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(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Minolta AF24-85mm F3.5-4.5)

バスに揺られて長い長い橋を渡った後で辿り着いたのは、「恋人の島」こと古宇利島である。

古宇利島では皆一様に記念写真を撮るべく砂浜でスマホなりカメラなりを構えていたのであるが、「この中で違った写真を撮るには相当キツいんだろうな」という事を感じながら、そうではない写真を撮るような時間もないままに行動可能な時間が30分という事で仕方なくバスに乗ることとなった。

 

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(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Minolta AF24-85mm F3.5-4.5)

またしても長時間バスに揺られて訪れたのは、美ら海水族館である。

修学旅行生がずらりと集まった美ら海水族館は、沖縄近海の魚が多数泳いでいる展示以上に大勢の「ヒト」の展示を見ているようでイマイチ水族館にハマれなかった。

 

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(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Minolta AF APO 100-300mm F4.5-5.6)

イルカショーの会場から見えたエーラインのフェリー「琉球エクスプレス3」。

 本土と沖縄間の物流は海運が支えている事を改めて再認識させられる。

 

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(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Minolta AF50mm F2.8 Macro(New))

美ら海水族館を出た後、またしても長時間バスに揺られて万座毛へと向かった。

万座毛でツアー参加者の記念撮影を終えた後で、万座毛の景色に魅入られながら親類の写真を撮影していたのであるが、日本人以上に中国人観光客が非常に多いのには驚いてしまった。

 

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(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Minolta AF50mm F2.8 Macro(New))

万座毛の自販機で買った、韓国ではおなじみのチルソンサイダー。

自販機価格で50円という価格に驚いたのであるが、それ以上にコリアンタウンでも無いのに自販機でチルソンサイダーを買って飲んでいるという光景がなんとも虚しくなってくるのである。

 

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(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Minolta AF24-85mm F3.5-4.5)

琉球時代の建物が保存展示されている琉球村での琉球文化ショー。

 しかしながら、滞在時間が1時間ということで琉球文化ショーを見てほとんどが終わってしまい、肝心の建物などの展示を見る事なくバスに乗り込むことになった。

 

その後、土産屋を経由して夜遅くに2日目の宿へと到着したのであるが、驚くべきことに、2日目の宿はEM菌の元締めが運営するリゾートホテルだったのである。

このリゾートホテル、元は米軍統治下の高級ホテルだった建物で返還後もしばらく使われてきたものの、その後廃墟化していたものをEM菌の元締めが修復してリゾートホテルとして運営しているのだが、売店から浴室までEM関連商品がずらりと並び、「果たしてここはEM菌関係者におけるホテルミラコスタなのだろうか」と思ってしまった。

 

確かに食事は1日目の宿に比べればイケたのであるが、「EM」とついていない食材を探すのが難しい程のEMオンパレードで、「EMって何だ?」と疑問符をつけながら食べていたのである。

 

さて、食後に風呂に入ろうという事で別棟にある風呂(通常は日帰り温浴施設としても営業)に入ると、風呂と言うには非常に冷たい風呂で、「果たしてここの風呂に通常料金で入ろうという人に気が知れない」という感想を部屋に移動中なのにも関わらず湯冷めしている中で抱いてしまった。

 

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(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Minolta AF50mm F2.8 Macro(New))

ホテルにあったEM空気清浄器。

EM菌を練りこんだセラミックとEM菌の薬剤で空気を清浄するという装置で、動いている時にはライトが光るというものであるが、当然ながらセラミックって高温で焼成して製造するのに、高温でも菌が生きているってどういうことなのだろうか、理屈が知りたい。

(Part3へ続く)