新・テレビの中からこんにちは。Ⅱ

カメラや街歩き、保存車を中心に色々と展開している、同人サークル『ジャンク難あり500円の会』主筆のブログです。

Nikon L35AFで気ままに写真を撮る。

Nikon L35AFで写真を撮ろう。

いつぞやの銀座松屋中古カメラ市で手に入れたはいいものの、なかなか使う機会に恵まれなかったニコン初のAFコンパクトカメラであるNikon L35AF。

さて、先日刊行した弊サークルの『JC Plus No.1』で取り上げた七工匠製35mm F2に関連してなのかは分からんが、同じ35mmで且つゾナー光学系を採用したNikon L35AFで写真を撮影したくなったのでいろんな場所をブラブラと撮影してみた。

(Camera:Nikon L35AF Film:Kodak Proimage100)

9月初めまで営業していた川越のまるひろ百貨店の屋上遊園地の観覧車。

閉園数日前という事で多くの客でにぎわっていた。

(Camera:Nikon L35AF Film:Kodak Proimage100)

川越の時の鐘と観光客とを。

なお、左端の『コエドビール』の幟が掲げられた昔ながらの酒屋で地元のクラフトビールであるCOEDOビールの鞠花を飲んだのであるが、フルーティーな味で実に美味しかった。

(Camera:Nikon L35AF Film:Kodak Proimage100)

亀戸天満宮東京スカイツリーとを絡めて撮影。

Nikon L35AFのファインダーだと、どこまで撮れるか分からないので縦位置で撮ったなど。

(Camera:Nikon L35AF Film:Kodak Proimage100)

亀戸天満宮をブラブラと。

季節ともなると梅や藤の花が咲くのだろうが、当然ながらシーズンオフなので何も咲いていなかった。

そして藤の木に隣接する池の中では多くの鯉や亀が気ままに泳いでいた。

(Camera:Nikon L35AF Film:Kodak Proimage100)

亀戸天満宮の近くにあった、船橋屋というくずもち専門店。

ちなみに、ここのくずもち(680円)は非常に美味しかった……。

(Camera:Nikon L35AF Film:Kodak Proimage100)

亀戸駅にある宝くじ売場。

亀戸にちなんで『亀さんセット』という9,000円のジャンボ宝くじのセットがあるが、年末ジャンボ宝くじの時期になるとこの宝くじ売り場は混むんだろうなぁ。

(Camera:Nikon L35AF Film:Kodak Proimage100)

亀戸駅近くの歩道橋から見える『七福セールス』の古い看板を。

一体、この看板は何十年前から存在しているのだろうか?

(Camera:Nikon L35AF Film:Kodak Proimage100)

FGO一色だった新宿西口のキタムラ近くのゲーセン。

なお、この写真をスキャンした時、FGOバビロニア編を録画するの忘れたのに気が付いた。

(どこかで配信していないか?)

Nikon L35AFのだいたいのところ

 ニコン初のAFコンパクトカメラであるところのNikon L35AFの実力は前から知っている(弊サークルの『JC No.1』でもL35ADはネタにした)が、今回の個体はファインダー内の距離計が少しおかしい(距離が近いモノを撮っても、距離計の表示が無限遠になってしまう)ので撮った写真もピンボケしている率が高そうだなと思いながら、恐る恐る新宿西口のキタムラに現像に出したところ、思っていた以上に正確なAFだったので、次辺りもまたカラーネガを詰めて使ってみようかと思う。

(にしても、Kodak Proimage100は雰囲気的に懐かしのProfoto100っぽい感じだなオイ)

E655系による常磐線のお召し列車を撮影する。

そうだ、お召し列車を撮影しよう。

8月初旬、Twitterにて『茨城ゆめ国体2019に合わせて、常磐線の東京から勝田まで天皇・皇后両陛下がご乗車のE655系お召し列車が走る』と言う情報を知った。

当初こそ「用事」があったために見送る予定であったが、数日前に「用事」が急に消えた関係で、それならばと予定を変更してお召し列車を撮影することに。

問題は常磐線の下り撮影地。

しかしながら、常磐線の下り撮影地が問題であった。

上りの撮影地は以前からEF510-500が牽引していた時代から5094レの撮影でおなじみの神立〜土浦の跨線橋であるが、下り方面ともなるとどうもうまく浮かばないのである。

そんな中、過去のUSBメモリに入っている写真を見返すと、荒川沖〜土浦で撮影したカシオペア塗装だった頃のEF510-510が牽引したTX甲種(2012年)の写真があったので「ここだ!」と言う事で、荒川沖〜土浦のポイントで撮影することに。

いざお召し列車を撮影してみよう。

そんなこんなで、当日。

荒川沖〜土浦の両駅から「相当離れた場所」にあるプリマハム工場近くの撮影地までの国道沿いをあさひのプレシジョンスポーツ(2019)で向かうと、お召し列車の通過30分以上前だと言うのに、どこからともなくやって来た大勢の鉄がずらりとカーボン三脚を並べていた。

また、お召し列車の運行と言うこともあり、撮影地には茨城県警の腕章をつけた警官も数名いる状態で、中に入れそうなスペースを探しながら場所を見つけることに。

ようやく中に入れそうなスペースに入ると、周りの鉄と「ここは頭が入るから下がって」「ここは画角ズレるから」などと互いに気持ちよく撮るためにコミュニケーションを取ったりしながら、練習としてE531系やE657系を撮影して時間を潰す。

……そんな時、日章旗を掲げたE655系茨城県警のヘリコプターの音と共にやって来た。

(Camera:Olympus OM-D E-M1 Lens:SIGMA 60mm F2.8 DN)

田園風景の中、日章旗を掲げて走るE655系(特別車E655-1併結)。

天皇・皇后両陛下がご乗車されていた特別車E655-1の窓からは、両陛下の姿はお見えにならなかったが、一部の区間では窓から姿がお見えになったようである。

 (Camera:Olympus OM-D E-M1 Lens:SIGMA 60mm F2.8 DN)

E655系によるお召し列車の撮影が終わり、撮影地から鉄が撤収していた時、今回のお召し予備編成である勝田車両センター所属のE657系K5編成がやって来た。

お召し予備と言うことで、車内の全部の窓と言う窓にカーテンが引かれているのが分かる。

その後の話。

その後、プレシジョンスポーツに乗って隣町にある『バリスタ日本一の店員がいる』スペシャリティコーヒーの店の軒先で「持ち帰り限定で100円」のコーヒーを飲んでから自宅へと帰ったが、天皇・皇后両陛下が参列した茨城ゆめ国体2019の開会式では松島基地からT-4ブルーの編隊がやって来てアクロバット飛行を披露したと言うのだから驚きである。

少なくとも、今回のお召し列車撮影で「IC-R6のような鉄道無線も航空無線も聞ける特小無線が欲しい」と思ってしまった……おもしろむせん部(ラジオライフ誌)でもないのに、である。

キャノネットG-Ⅲ17とKodak UltraMax400で撮る夏の風景(東京編)

夏から初秋の風景をUltraMax400で撮ろう。

前回記事 

Kodak UltarMax400をキャノネットG-Ⅲ17に詰めて撮影した記録を。

今回は八戸帰省後、フィルムを消費しようと都内をメトロ24時間券を片手にふらふらとしながら撮影したのであるが、果たしてその結果は……?

 (Camera:Canon Canonet G-Ⅲ17 Film:Kodak UltraMax400)

メトロ浅草駅地下街の戦後のどさくさ的な空間。

パクチーの匂いがしてきそうなタイ料理の店がある一方で、中古の「旬の過ぎた」AVが売られていたり、床屋の前で「ご自由にお持ちください」という張り紙と共にAKB48のCDがあったり(貰った)と言う空間が同一の場所にあって実に面白い空間である。

 (Camera:Canon Canonet G-Ⅲ17 Film:Kodak UltraMax400)

国際的観光地、浅草雷門の前でいろんな人が記念撮影。

今やっているラグビーW杯の関係で、浅草にはいつも以上に外国人観光客の姿が多かった。

(Camera:Canon Canonet G-Ⅲ17 Film:Kodak UltraMax400)

浅草仲見世商店街の懐かしいスターのブロマイド写真が並ぶ店と観光客と。

それこそ気配を消した上で色々な街でスナップができればなぁ。

(Camera:Canon Canonet G-Ⅲ17 Film:Kodak UltraMax400)

モロに「民族観光だ……」と言いたくなる「着物レンタル ¥2,900〜」の看板。

実際、浅草の街中には貸衣装屋で借りた着物で観光する観光客が日本人・外国人含め結構多かった。

 (Camera:Canon Canonet G-Ⅲ17 Film:Kodak UltraMax400)

浅草と東京スカイツリーと。

今気づいたが、ホッピー通りを散策するのを忘れてしまった……が、また今度行くか。

 (Camera:Canon Canonet G-Ⅲ17 Film:Kodak UltraMax400)

御徒町で平日から昼酒。

それこそ今度大阪にいく際には串カツ片手に昼酒でもやってみたいところである。

 (Camera:Canon Canonet G-Ⅲ17 Film:Kodak UltraMax400)

雨模様の中、解体中の代々木会館とNTTタワー。

なお、この代々木会館が物語上のキーとなる「例の映画」はまだ見ていない。 

キャノネットG-Ⅲ17、いいよね。

 キャノネットG-Ⅲ17はレンズの描写も開放からシャープでよいし、露出計も使いやすい。なお且つバッテリーがなくてもマニュアルカメラとして使える、と言う具合に汎用性の高いカメラと言う事で個人的には好きなカメラであるのだが、ここ最近のフィルムカメラブームでは相場的にあまり人気になっていないと言う悲しいカメラである。

この一ヶ月また使い込んでみると、『JC』で再び取り上げたくて仕方ない気持ちになるのは何故か。

キャノネットG-Ⅲ17とKodak UltraMax400で撮る夏の風景(八戸編)

夏の風景をUltraMax400で撮ろう。

先月の八戸帰省時にキャノネットG-Ⅲ17に詰めていたフィルム(Kodak UltraMax400)をやっとこさ消費したので、帰省先の涼しさなどを思い返しながら書いていくことにする。

それにしても、たまたま転がっていたLR44をアルミホイル嚙ました上で入れたら復活したキャノネットG-Ⅲ17の露出計の精度を半段下げてISO200くらいに設定したら、ちょっと露出オーバーな写真に仕上がったので、次からキャノネットG-Ⅲ17のISO感度はフィルム通りに設定した方がよいんだろうか?

(ポジ詰めた時にはどう転ぶのやら) 

(Camera:Canon Canonet G-Ⅲ17 Film:Kodak UltraMax400)

JR陸奥湊駅前のイサバのカッチャ像の前にて。

八戸市営小売市場の雰囲気に加え、今では地方に行っても見かけなくなった日産クルーのタクシーが停まっていて、まるで2012年頃にタイムスリップしたかのような風景である。

(Camera:Canon Canonet G-Ⅲ17 Film:Kodak UltraMax400)

遊郭時代からの建物を旅館に改装した新むつ旅館。

時間さえあれば一度は泊まりたい旅館である。

(Camera:Canon Canonet G-Ⅲ17 Film:Kodak UltraMax400)

陸奥男山で知られる八戸酒造の酒蔵。

酒蔵では酒蔵見学を500円で受け付けていたが、時間がなかったので今回は見学しなかったが……時間があれば八仙と男山の飲み比べはしたかったなぁ。

(Camera:Canon Canonet G-Ⅲ17 Film:Kodak UltraMax400)

八戸の裏通りにある飲み屋街。

こういう場所で夜のポートレートが撮りたいところであるが……相手がいないのが辛いところ。

(Camera:Canon Canonet G-Ⅲ17 Film:Kodak UltraMax400)

ダイハツミゼットⅡが店の看板となっている、八戸中心部のカフェみな美。

ちなみに、ここのウィンナコーヒーは実に美味しいのでオススメ。

(Camera:Canon Canonet G-Ⅲ17 Film:Kodak UltraMax400)

みろく横丁にて。

未だに『セカイカメラでも横丁がうわさになっているらしいヨ』と言う感じの町おこしの看板が掲げられている辺りを見て、それこそ「2013年くらいで時間が止まっている感じ」を狙って撮れればなかなか面白かったが、それが思いつかなかったのが悔しい。

(Camera:Canon Canonet G-Ⅲ17 Film:Kodak UltraMax400)

八戸三社祭の山車がマチニワに展示されていた。

三社祭は生で見たいが、帰省とタイミングが合わないので悲しいところである。

(今月までにまた続く……か?)

久しぶりに5094レを撮影する。

久しぶりに5094レを撮ろう!

ここのところ何かに疲れてしまった。

仕事も見つからないどころか、仕事を探す「やる気」すら消滅寸前となっているのである。

だがしかし、このまま家にずっといるのは正気を失うしなぁ……という事で、気分転換に土浦方面へ古本を探すついでに、久しぶりに5094レを撮影しに行くことにした。

(世間一般では常磐線でのE655系によるお召訓練がどうのこうの言っているのに、である)

(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Tamron SP70-210mm F3.5(19AH))

EH500-17(仙貨)牽引の5094レ。

撮影後、土浦駅前の大きな古本屋の奥の方に多数並んでいた旧Gun誌(91年2月号)を買ったのであるが、実銃特集よりもレビューコーナーにあったJAC製品の数々は今のガス缶を注入しても普通に使えるんだろうか、という事が気になってしまった。

レンズの話

今回の5094レの撮影で使ったレンズであるTamron SP70-210mm F3.5(19AH)は、リュックでの可搬性という面では「ものすごく、という訳ではないが、それなりに重い」レンズであるが、F8くらいまできっかりと絞ると『単焦点レンズをもしのぐ光学性能(メーカー公式サイト)』という訳ではないが、かなり画質面でイケるレンズである。

直進式ズームという点以外は「さすがはSP銘のレンズ」といったところである……が、携行性は先代のSP70-210mm F3.5-4(52A)の方が良いように思える。

(なお、このレンズは近所のハードオフのジャンクコーナーで1,000円で手に入れた)