【保存車めぐり】青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の保存車【その2】
今回は青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の車両甲板に保存されている保存車両を。
(Camera:DMC-G7 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6)
1988年の青函トンネル開通まで運航されていた青函連絡船の八甲田丸の車両甲板には、国鉄分割民営化の頃まで東北や北海道地域で活躍していた車両が数多く保存されている。
(Camera:DMC-G7 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6)
車掌車ヨ6798と控車ヒ600形。 ヨ6798には、八甲田丸のシンボルマークが取り付けられている。
(Camera:DMC-G7 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6)
郵便荷物車スユニ50 509とスユニ50 510。
鉄道ピクトリアル誌558号によれば、スユニ50 509はオハ46 383、スユニ50 510はスハ43 2353の台車等の部品を流用して、1980年に名古屋工場で製造された北海道向け荷物車。暖房が内地向けの2000番台とは異なり、蒸気暖房のみの搭載なのが特徴。
荷物列車の廃止で1986年に余剰廃車となった後に八甲田丸にて保存されている。
(Camera:FujiFilm FinePix X100)
八甲田丸での保存にあたって、特急マークは撤去されている。
(Camera:DMC-G7 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6)
ローカル線用に投入されたDD16 31号機。
沖田祐作著『機関車表(RailMagazine301号付録版)』によれば、同機は1974年に川崎重工で製造され、1986年に五稜郭機関区にて余剰廃車となった後に八甲田丸の車両甲板に保存されている。
(Camera:DMC-G7 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6)
最高速度65km/h制限の黄帯を巻かれた控車ヒ834。
青函連絡船における積み下ろし作業の控車として運用されていたヒ600形は八甲田丸の中に合計4両も保存されている。
(アクセス)
(入館料:大人別途500円必要) JR青森駅から徒歩6分ほどで到着。
(Camera:DMC-G7 Lens:Lumix G X VARIO 14-42mm F3.5-5.6)
また、館内にはかつてお台場の船の科学館で展示されていた青函連絡船の羊蹄丸から移設された『青函ワールド』という、昭和30年代の青森を再現した巨大なジオラマが移設されているので、こちらも見ものである。
(FC2ブログより転載)